10.04 あのショップコートがリバイバル

2008年にユニオンワークスからの依頼で生まれたワークウェア。

当時のサウンドマン今井さんは「実際にワークウェアを作るチャンスがあるなんて」
と意気込んでいたもんです。

おしゃれ用ワークではなく本当にお仕事で作るというのは、要するに本物を作るという
事ですからね。

そのショップコートが2010年秋、アイリッシュツイードでリバイバル。

いやはやさらに古くささが出てますよ。

 
soundman　サウンドマン　Bedford medium M397-613W　アイリッシュツイードショップコート　57,750円 


 

      

09.16 残すべき点と省くべき点

軍パンにたいしての要望ってのはわがままなことが多いようにおもいます。

まずは、

☆本格的であって欲しい。

形だけが軍パン風であればヨシってのはダメなんです。

それともう一つは

☆かといって本物、そのものが欲しいわけじゃない。

そうなんです、実際の本物だとやはり、尻周りのシルエットやワタリの過剰な仕様が
わずらわしいんです。

☆それでいてスマートでね。

街で使うんだからやはりそれ用にコーディネートしたい。

なんだか矛盾はしちゃいますが、軍パンに対するわがままはこんな具合だと
思います。

そこでサウンドマンからの軍パンはパラシュートパンツをモチーフに街アレンジ。

モンキーパッチや、不対象なカ－ゴポケ、筒状に立ち上がるフラップ、フロントジップ裏
の補強などなど、実際仕様の面影を残し、残した点にはしっかりとこだわり。

膝下のポケは省き、シルエットをやや細にして街ノリ本格仕様の出来上がり。

 

【 Soundman 】　サウンドマン　M446-655W　　パラシュートパンツ　25,200円

        

 

08.27 ツイスト

かのトム・オートマンが言ったそうな、「洋服作りは、ツイストしなくちゃいけない」

どういう意味かというと、「ひとひねり」とか「融合」させたりとかいうことを表しているようです。

サウンドマンのデザイナーに影響を与えたトムさん、そんなトムさんの影響もうかがえるのが
これ。

デニムというワーク素材を使って、ハンティングジャケットのディテールをシャツに転用する。

オールドな感じがありながらオールドタイムにはなかったシャツ。



デニム素材はジンバブウェコットンにストーンウォッシュとバイオウォッシュをかけて自然な
縦落ちも実現しています。